今回ご紹介させて頂く神社は、神奈川県伊勢原市に鎮座する。
その名も伊勢原大神宮です。
伊勢神宮からご祭神を勧請した神社になります。
伊勢原大神宮は、現在の地名である「伊勢原」の元と言われています。
地名の変遷ですが、ザックリ言うと、伊勢の国の山田さんがこの地を開拓し、伊勢神宮からご祭神を勧請して伊勢原大神宮を創建。山田さんはもともと伊勢の人なので、その後も伊勢の方々多く住み着いたとか。
と言うことは、伊勢原と三重県の伊勢の血のつながりは色濃いのかも入れませんね!
伊勢原大神宮は、国道246号線を厚木方面から来た場合、少し左に曲がったところにあります。
国道246号線は、東京、神奈川の方には認知度の高い国道です。
東京に入ると青山通りと名前が変換されるので、青山通りの名称でお分かりになるかたもいるのではないでしょうか。
伊勢原駅から歩いても10分程度で着けます。
車でお越しの際も駐車場が完備されています!
ただ、駐車場の入口が多少狭いのお気をつけ下さいね。
鳥居をくぐるとまずは左手に稲荷総社が鎮座されています。
この稲荷神社は、戦前までは境内社として祀られていたそうですが、平成17年に現在の地に遷座されたそうです。
稲荷総社を進みますと右手に手水舎があります。
コロナウィルスの影響ですね。。
致し方ないです。
手水舎を抜けると本殿が見えてきます。
内宮、外宮と別れている作りは、伊勢神宮にならったもので、珍しい造りですよね。
左側が内宮で、右側が外宮です。
境内もかなり広く作られていますので、気持ち良いです!
外宮です。
ご祭神は豊受姫大神です。
食を司る神様ですね。
内宮です。
ご祭神は天照大御神です。
ご存知の方も多いとは思いますが、参拝順は、伊勢神宮同様、外宮→内宮となります。
あと、あまり知られていませんが、外宮は左側通行。内宮は右側通行となります。
なぜ、この決まりになったかは定かではないでようす。
もう一つ伊勢神宮トリビアですと、伊勢神宮にはおみくじがありません。
今では便利になりましたが、伊勢神宮詣では一生に一度はと言われるほど、こんなんなものでした。
よって、伊勢神宮に参拝できること自体が大吉であるため、おみくじは必要なかったそうです。
ちなみに、伊勢原大神宮にはおみくじはあります。
外宮の右側奥手には、春日神社もしっかりと祀られています。
皇室を代々助けた藤原氏の氏神が春日神社であることに起因します。
皇室の始りが、天照大御神だからですね!
以上、本日は伊勢原大神宮をお届けしました!
写真でお分かりいただけるとは思いますが、敷地も広く、施設も綺麗ですので、天気が良い日は本当に気持ちの良い神社です!
皆様も是非ご参拝下さいね!
所在地:〒259-1131 神奈川県伊勢原市伊勢原3丁目8−1
アクセス:小田急小田原線 伊勢原駅 徒歩10分
稲荷神社