今や、お正月の行事として
ずいぶん浸透している【七福神巡り】ですが、
決まりはあるのか・・・いつまでにするのか・・等、疑問も出てきますよね。
今回は、その七福神巡りについてご紹介
七福神とはそもそも・・?という方はこちらへ
お正月周辺の、【松の内】という期間に七福神を祀った寺社を巡る事を七福神巡りと言います。
松の内とは、
一般的には元旦から7日または15日までの事を表します。
この期間に、七福神の神様全てを巡ります。
1日で全て巡る強者も多いんだとか!
七難即滅・七福即生を祈願するために行います。
七福神を参拝することで上記の七難即滅・七福即生に基づいて
災難を取り除き、幸福が訪れる と言われます。
神様がいらっしゃる松の内にすることで、
よりご利益をさずかろう、ということですね。
七福神の信仰は
室町時代(1336年~1573年ごろ)から始まったと言われていますが、
【七福神巡り】 という文化は、
江戸時代から始まったと言われています。
豊作・大漁・商売繁盛・長寿のご利益が代表的であったことから
農民や漁民、商人のを中心に広まったようです。
江戸時代の庶民は生活に苦労していた人も多かったので
より一層ご利益にさずかりたい人が多く信仰も広まったのでしょう。
【松の内】という期間に巡ることが一般的です。
松の内とは、
一般的には元旦から7日または15日までの事ですので、
7日までに七福神巡りをされる方が多いです。
ですが、神様は「7日まで!」とは、言いませんので
お好きな時期に七福神巡りをされても大丈夫です。
七福神巡りに、順番や決まりはないようです。
最近では、七福神巡りコースが作られていたりし、
巡る順番も決まっているようなところもありますが、
基本的には、ご自身の都合の良い回り方で良いのです。
・特に授かりたいご利益の順番にする方
・効率の良い回り方
・自宅に遠いところから回る方
などなど、
皆さん独自のルールでコースを決めている方も多いようです!
全国各地に七福神を祀られています。
代表的な七福神をご紹介。
弁財天・・・薬王山 誓願寺
毘沙門天・・・高野山 北海道別院 隆光寺
大黒天・・・覚王山 立江寺
恵比寿・・・象頭山 金毘羅密寺
福禄寿・・・北稲山 光照寺
寿老人・・・光明山 真言密寺
布袋尊・・・象頭山 金毘羅密寺 文殊殿
弁財天・・・吉原弁財天本宮
毘沙門天・・・待乳山 本龍院
大黒天・・・金龍山 浅草寺
恵比寿・・・浅草神社
福禄寿・・・矢先稲荷神社
寿老人・・・今戸神社
布袋尊・・・鷲神社
弁財天・・・志宜山 法案寺 南坊
毘沙門天・・・崑崙山 宝満寺 大乗坊
大黒天・・・大国主神社
恵比寿・・・今宮戎神社
福禄寿・・・大円山 長久寺
寿老人・・・三光神社
布袋尊・・・荒陵山 四天王寺
全国各地に、七福神は祀られていますので
ご自宅の近くの七福神を調べて
今年のお正月は是非行ってみてください!
私は、お正月まで待てず、現在大阪七福神コンプリートを目指し中です。
晴れたお休みの日を楽しみにしています♪