お野菜好き必見。
「なにわ伝統野菜」パート2
第一弾はこちらへどうぞ。
発祥:大阪市天満橋付近
特徴:早生種、中生種、晩生種があるが、いずれも癖のない味が特徴で、葉柄が鮮明な白色で平軸。
皆様、「しろな」って聞いたことがありますか?
(関西では比較的メジャーなのではないでしょうか)
天満橋付近で栽培が盛んだったことから「天満菜」とも呼ばれるそうです。
この写真では青梗菜(ちんげんさい)のような見た目ですが、
実際は、もう少し白い部分が大きく長いです!
ほぼ、一年中出回っているようですが、白菜と同じように冬が旬とも言われているようです。
お浸しやお鍋にすると、しっかり味を吸い込んでくれるのでとてもおすすめです!
(通信販売みたいになってますが、取り扱いございませんm(_ _)m)
発祥:大阪市都島区毛馬町
特徴:約長さ30cm・太さ約2~3cm。果頂部よりの3分の2は淡緑白色からやや黄色気味となる。
果肉は歯切れよく、肩部には独特の苦みがある。
2/3ぐらいから色が薄くなっているのが特徴的ですね!大きさも大きい!
栽培が難しい上に収穫量も少なく、形も曲がってしまうのでほどんど流通していないそう。
田辺大根でも触れましたが、現代では形の良いものが良いとされる風習があるので、少し寂しいですよね。
こちらは、黒いぼキュウリの種類だそうです。
今私たちがよく見るキュウリは、白いぼキュウリ。
黒の方が水分が少なく、しっかりとした歯触りをしているようです。
ですので、生で食べるよりも漬物が向いているそう。
最近では、屋台でも見る程、きゅうりの漬物は人気ですよね!
発祥:大阪城の玉造門(黒門)付近
特徴:果長約30cm、太さ約10cmの長円筒型
濃緑色で、8~9条の白色の鮮明な縦縞がある
かっこいい名前ですよね!
「くろもん」とも呼ばれているそうです。
昔、玉造門では瓜とお酒の生産が盛んだったようで、酒粕で漬けた「瓜の粕漬け」が有名だったようですが、酒造りが廃れ次第に瓜の生産も少なくなったようです。
今では少しずつ生産の拡大もしているそうで、
全国にこの玉造黒門越瓜を見る日も遠くないかもしれません!
この瓜は食べたことがないのですが、食感がしっかりしているそうです。
粕漬け・浅漬けなどのお漬物はもちろん、
瓜といえば、しみしみに炊いた瓜をキンキンに冷やして食べると美味しいですよね!!歯ごたえもあるのなら尚更美味しそう!
瓜科は身体を冷やす効果があるので、是非食べてみてください!
パート3へ続く・・・