神社とお寺の違いって何なの?
このブログを見られている方はご存知の方も多いと思いますが、皆様、説明できますか?
知っているようで説明しにくい、神社とお寺の違いを書いていきます。
神道 とは、日本起源の宗教です。
“この世のあらゆるものに神が宿るとする”考えです。
全国に約8万5000社があるそうです。
「やおよろず(八百万)の神々」この言葉、聞いたことありませんか?
そう、『千と千尋の神隠し』!
川の神様・お腐り神様・大根の神様…色々な神様が出てきますよね。
仏教とは、インドの釈迦を開祖とする宗教(中国・インドなどから伝わってきたとされる宗教)です。
日本に伝わったのは、諸説ありますが
5世紀や、西暦538年といわれています。約1500年の歴史があるんですね。
手塚治虫さんの『ブッダ』も有名ですよね。
どちらも日本人には馴染み深く、両方を宗教を受け入れている方が殆どですよね。究極のときには、『神様、仏様、どうかお願いします…!』と思わず言ってしまいますよね。(私だけでしょうか(^^;
神社は、その土地の神様が祀られています。
ですので、神様の姿を見ることはできません。
神主さんや巫女さんもいらっしゃいますが、この方たちは神社に仕えている方々です。
お寺は、僧侶が住み修行をする場所です。
本来は、仏殿・仏像などは無かったそうですが、徐々に神格化され仏像・仏像を収める仏殿などが誕生し、今のようなお寺の形になったそうです。
僧侶が頭を丸めているのは、”住む条件”ではなく“修行中”だからなんですね。
こう書いてしまうと語弊がありますが、
皆様の中での大きな見分けるポイントではないでしょうか。
神社の鳥居は、『神様のいる神聖な場所の目印』なんです。
入口から「鳥居」→「参道(手水舎)」→「拝殿」→「本殿」 の造りです。
鳥居は何本もある場所は、どんどん近づいていますよ~!の目印です。
玄関の鳥居から入り、廊下で手と口を清め、拝殿で参拝をします。
神様が祀られているのは本殿ですが、神聖な聖域の為、参拝者は拝殿越しに神様へお目通しをするようになります。
お寺は、入口から「山門」→「本堂(御本尊)」の造りです。
神社と違い、入口の山門は立派な建物になっていることが多いようです。
京都の知恩院には壮大な山門があります!
本堂は、御本尊(仏像・掛け軸・絵図など)を安置しており、そちらが崇拝の対象です。
仏像の中にも様々な種類があります。こちらはまたいつか・・・
まだまだたくさんの違いはあるのですが、
今回はここまで!
皆様、神社とお寺の違いを、ぜひ周りの方にご説明ください!
愛媛県の住宅地に聳える鳥居。立派。