三度の飯より漬物が大好きな私。
漬物神社なるものがあると聞いていく前の下調べを。
漬物好きの皆様、興味ありますよね!
愛知県あま市上萱津にある神社です。
なぜ漬物神社と呼ばれるようになったのか。
言い伝えによると、
昔、この土地の人々が神前に大根や茄子や瓜などのお野菜をお供えしていたが、
海で取れた塩もお供えするようになったそう。
やがて、お野菜と塩を壺に入れて一緒にお供えをするようになり
それが、野菜の塩漬け→漬物 になったとのこと。
それ以降、漬物をお供えするようになり、
漬物神社 と呼ばれたんだとか。
今では、全国の漬物祖神を祀る神社になっています!
海の神様には海のもの。
山(畑)の神様には山(畑)のもの。
のイメージがあったので、当時でも両方をお供えすることはあまりなかったのかもしれませんね!
香の物殿
後述の祭事はこの前で行われます。
漬けられたお野菜たちはこの中で保管されるそう。
漬物神社には、やはり漬物の神事があります。
香の物祭といい、毎年8月21日。
こちらは全国で唯一の漬物の祭事として、
あま市の無形民俗文化財に指定されています。
カリモリ、ハクサイ、大根、ナスの4種類で漬物をつくります。
漬けられた漬物は熱田神宮の例祭に年4度特別奉納されるそう。
熱田神宮から派遣された宮掌が祭詞奏上を行った後、参加者が野菜ひとつと塩をひとつかみ持って瓶の中に漬ける。
全て漬け終わると、カメに蓋をして、重しを乗せて完成。
昔から8月に行われてきた祭事ですので、
元々は、冬が旬の大根や白菜は使われなかったが
現在では、漬物業者も数多く参加されるようになってことで使われるようになったんだとか。
祭りの際には、参列者にも漬物がふるまわれるそうなので
ぜひ行ってみたいですね!!