こちらは、大阪市北区西天満にあるえべっさん。
全国的に有名なえべっさんは今宮戎かもしれませんが、堀川戎神社も十日戎は開催され当日は、数十万人が訪れほど賑わいがあります。
古来より、北の堀川、南の今宮と言われており、今宮戎と並び称される神社なんですよ!
ただ、筆者の感覚ですと圧倒的に今宮戎の方が現在では圧倒的に認知度が高い印象です。
どちらの十日戎にも参加させて頂きましたが、立地的な問題もあるのでしょうが、規模が全然違います。
とはいえ、堀川の戎さんも非常に由緒正しき神社ですので、南ばかりに赴かず、北のえべっさんにも是非参加して下さいね!
十日戎の詳細は以下の記事を読んでみて下さいね。
今宮戎神社(十日戎編) | やしろぐ (yashilog.fun)
堀川戎神社は、欽明天皇時代(539-571)に創祀されたとされています。
文和年間(1352~5)現在地に遷座再興しました。特に江戸時代中期からの十日戎は年々盛大となり、大変な賑わいだったと言われています。
建物に関しましては、残念柄、昭和20年の戦争の結果、全焼となってしまいましたが、その後、順次復興して行き、昭和38年現在の御本殿を再建しました。
堀川戎神社の戎像です。
コロナ禍真っ最中での訪問でしたので、予防対策もバッチリですね!
大阪で良く見かける摂社末社です。
何が良く見かけるかというと、摂社末社をまとめて一つ屋根の下にそろえている点です。
大阪の方は見慣れた風景かもしれませんが、関東ではあまり見ない形なんですよ!
堀川戎神社は、だんじり神社を有していることでも有名です。
だんじり神社とは通称となり、正式には榎木神社になり、堀川戎神社の末社となります。
そのもそもは、榎木神社単独で建てたところに、堀川戎神社のお稲荷様を合祀したことにより、堀川戎神社の末社となっているようです。
だんじり神社の所以はこれ!
本殿の中にだんじりが祀られています!
大阪の心は「だんじり」という人も多くいると思います。
大阪でだんじり祭りと言えば、岸和田が最も有名ですが、その近隣の高石市などでも行っています。
関東人には、なかなか理解し難いですが、だんじり祭りにかける地域の熱量は半端ないです。
祭りの為仕事を休むことはもちろんですが、結婚式は避ける。葬式もずらすなど実際にあるそうです。
子供ももちろん参加していますが、大人になってもここまでの熱量をもって何かに取り組めることは羨ましいですよね。
岸和田市運営の「フォトバンク岸和田」よりダウンロードさせて頂きました。
フォトバンクきしわだ – 岸和田市公式ウェブサイト (city.kishiwada.osaka.jp)
手水舎です。
結構斬新ですよね!
狛犬です。
しっかりとした作りが特徴ですね。
お車でお越しの方は、阪神高速12号森口線南森町出口が最寄りです。
どちらも少し戻る形にはなりますが、利便性は高いですよね!
これを機に、今宮戎だけではなく、堀川戎神社もぜひご参拝下さいね!
大阪メトロ谷町線、堺筋線「南森町」駅 徒歩6分程度
阪神高速の高架下沿いにあります。
〒530-0047 大阪府大阪市北区西天満5丁目4−17