縁結び神社といえば、各地にございます。
今回は、兵庫県神戸市にある、生田神社の御紹介。
兵庫県神戸市中央区にございます。
現在の神戸市中央区の一帯が社領であり、
「神の地・神の戸」から「神戸」という地名の語源となったそうです。
”神戸”・・なぜ神がつくのかは考えたことがなかったです!
縁結びが有名で、「ご縁結びのいくたさん」と呼ばれています。
ご祭神の「稚日女尊」は、神服を織られる神様。
糸を合わせながら織り成す。人と人との縁を結ぶ。
とのこと。
1800年もの歴史がある神社で、
何十年も前から、神前結婚式が行われています。
縁結びの神様に見守られての結婚式は
幸せな生活が目に浮かびますね!!
伊勢神宮内宮にお祀りされる天照大神の和魂
みずみずしい日の女神様であり、
物を生み、育て、の様々な成長を加護する神様です。
神功皇后が、三韓外征の帰り道に
今の神戸港にて船が進まなくなった為、神占を行ったところ、
稚日女尊が現れ、「私は活田長峡国に居りたい」と申されたので、海上五十狭茅という者を神主として祀られたそう。
元々は 新神戸駅の奥にある、「砂山」に祀られていたが
799年の大洪水により砂山の麓が崩れ、山全体が崩壊する危険があった為、
村人が祠から御神体を持ち帰り、現在の生田の森に移転したといわれています。
社殿は
・神戸大水害
・神戸大空襲
・阪神淡路大震災
など、幾度も災害の被害にあってきましたが、
その都度復興されていたことから
「蘇る神」としても崇拝されているそうです。
“蘇る” とても好きな言葉です。とても愛されている神様ですね。
今の時期、ちょうど、門松を見る機会も多いですよね。
生田神社では、門松はなく、杉飾りを立てているそうです。
理由は、先程の【歴史】に出て参りました大洪水の際に関わります。
799年の大洪水の際、社の周囲には松の木が植えられていたが、
洪水を防ぐ役割を全く果たさなかったそう。
その故事から、今でも生田の森には1本も松の木は植えられていないそう。
役に立たなかった木は、めでたくない という事ですね。。
生田神社には「水みくじ」があります。
生田の森にある、池におみくじを浸すと
文字が浮かんでくるおみくじ。素敵!
その他、
見所もたくさんある神社です。
是非一度は訪れたいですね!