大阪市此花区に鎮座する神社です。
本殿の賽銭箱付近は、船の船首の形をしていて、非常に個性的な神社になります。
ご祭神は、天照大神。
所縁の偉人は、豊臣秀吉になります。
創建は、鎌倉時代と言われ、当時は伝法村の中心に伝母頭神社として創建されました。
その後、豊臣秀吉が旅の無事を祈願したところ、本殿奥の森から三足のカラスが現れ、数々の瑞兆を示し、旅が無事に済んだことに感激した秀吉が現在の鴉宮名を送るととも、鴉が巣を成している森に遷宮されたと言われています。
三足の鴉と言うと聞きなれていないかもしれませんが、「八咫烏」と言えばどうでしょうか。
日本サッカー協会のシンボルとして、そして日本代表のエンブレムの意匠として目にしたことがあるのではないでしょうか。
独特ですよね!
前段で書きました秀吉の旅ですが、瀬戸内海から日本海の航行の無事を祈願しており、八咫烏が軍船の前後を飛んで守ったことから、本殿前部もこのような形のようです。