今回は、神奈川県秦野市にある曾屋神社のご紹介。
曾屋神社は、近代水道「曾屋水道」発祥の湧水地としても有名です。
近代水道とは、今の水道水に仕組みになります。
湧水地から水をくみ上げ、ろ過し、配管にて各建物に安心、安全な水を取り込む仕組みです。
江戸時代、江戸には木樋水道が既に整備されていました。
近代水道との違いは、ろ過されていないことと、配管が木製であったことです。
やしろぐは、神社を主体とした話が中心ですので、
木樋水道に関しては、割愛させて頂きますが、
木製と言えど侮るなかれ!
江戸の人々の知恵には唸るものがありますよ!!
ご興味ある方は、東京都水道歴史館に行ってみて下さいね!
東京水道歴史観:東京都文京区本郷二丁目7番地1号
秦野市の近代水道は、残念ながら日本初ではありません。
日本初の近代水道は、横浜市で明治20年に完成しています。
とは言え、秦野市は全国的には大変早く、明治23年に完成しています。
2番目が函館市の明治22年になりますので、多分3番目ではないかと思われます。
最寄り駅は「秦野」駅となりますが、駅から徒歩では遠いので車がおすすめとなります。
駐車場は、神社鳥居を左手に見て右手に曲がった奥に広々として駐車場を完備しています。
鳥居と駐車場の間に社務所があります。
境内にもありますが、不在の場合は、駐車場と鳥居の間の社務所へ伺うと良いです。
ただ、ご自宅も兼ねているようですので、くれぐれも時間は守るようにして下さいね。
神社全体が森の中にありますので、本殿までのアプローチは大変神秘的です。
約1,190年あまり前、天長年間の御鎮座されたようです。
貴重な湧水地であったため、「水を司る神様」をおまつりしたことが創始と言われています。
水波能売命(ミズハノメノミコト)・・・日本の代表的な「水の神様」です。
伊邪那美命(イザナミノミコト)・・・国、神を生み出した神様として有名。創造神。
誉田別命(ホンダワケノミコト)・・・応神天皇の別名
事代主命(コトシロヌシノミコト)・・・大国主神の子供で神託の神。
加茂別雷命(カモワケイカツチノミコト)・・・山城の加茂族の系譜にあたる氏族神。神鳴り=雷
菊理比売命(ククリヒメノミコト)・・・仲裁、和合の神。
こちらが、「曾屋水道」発祥の湧水地です。
いかがでしたでしょうか。
神奈川以外の方では、秦野市を知らない方は多いかもしれませんが、自然豊かな素晴らしい場所ですので、
機会を見つけて、是非ご参拝下さいね。
・ZARD 坂井泉水
・LUNA SEA 河村隆一以外
・吉田栄作
どうでしょう?
興味が湧いた方もいるのではないでしょうか??
ぜひ、旅行がてら秦野市へお越しくださいね!!
所在地:〒257-0031 神奈川県秦野市曽屋1丁目6−10
アクセス:小田急小田原線「秦野駅」北口改札を出て、徒歩20分。
神奈中バスご利用の場合「宮前」下車、神社至近
車:国道246号線厚木方面から保健所入口を越えたら左側道へ。
「曾屋神社西」交差点を左折し、一つ目を左に曲がるとすぐに鳥居が見えます。