意外と知らない??神社での結婚式の流れ

今回ご紹介させて頂く内容は、すでにご存じの方も多くいるかもしれませんが、神社で結婚式をした時の流れに関してご紹介。
また、意外と知られていない神社での結婚の一つの方法である「結婚奉告祭」に関しましても簡単にご紹介させて頂きます!

神社での結婚式の事を「神前式」と言います。
これに対して、チャペルで行う結婚式を「教会式、もしくはチャペル式」。
お寺で行う結婚式を「仏前式」と言います。

教会式、チャペル式は洋式ではないのでご注意下さいね。

1 .手水の儀(ちょうずのぎ)

文字通り手をお水で清めます。

お参りの前に手水舎というお水がある場所で、清めてからお参りをする事は、ご存知の方が多いかと思います。

なぜそうするかご存知でしょうか?

これは禊を簡略化したものといわれています。

神様の聖域に入る前に、穢れや邪気を払いお清めしましょうという事です。

「手水の儀」の手順は、ご存知の方も多いでしょうか?

①まず右手でひしゃくに取り、清水を汲みんで左手にかけ、左手を清めます。
②つづいて、左手でひしゃくを取り、同様に右手を清めます。
③再びひしゃくを右手に持ち、左の手の平に清水を受けて口をすすぎます。すすぎ終えたらもう一度左手を水で流します。

このようにして、お清めをします。

2. 参進の儀(さんしんのぎ)

一言でいうと、「出席者入場」です。

神職・巫女・雅楽演奏者に導かれ、新郎新婦・列席者が列になり進み、神殿へとあがります。

※神社によっては、巫女・雅楽がないという場合もありますので、その際は神職のみとなります。

3. 斎主挨拶(さいしゅあいさつ)

式の進行をつとめる神職のことを、「斎主」といいます。

この「斎主」からの最初の挨拶のあと、神前へ向かって全員で一礼をします。

これから式を見守ってくれる神様へ、「お願いします」とお伝えします。

4 .修祓の儀(しゅばつのぎ)

簡単に言うと「お祓い(おはらい)」の儀式です。

「修祓」とは、心身を清めるための「お祓い」という意味です。

斎主が祓詞(はらいことば)を述べ、身の穢れ(けがれ)をはらい清めてくれます。

5.献饌

神前米・酒・野菜・果物等、神饌をお供えします。

多くの場合、あらかじめ神饌を供えておき、お神酒を盛った瓶子(へいし)の蓋を取る事で、献饌に代えます。

6.祝詞奏上(のりとそうじょう)

簡単にいうと「お祝いの言葉」を読み上げる儀式です。

斎主が「祝詞」つまり「お祝いのことば」を神に向かって読み上げます。

祝詞は神様への祈り・願い・感謝・誓いの言葉です。

その間列席者は敬礼をします。

7. 三献の儀(さんこんのぎ)

「三三九度」と呼ばれる杯(さかずき)を交わす儀式です。

新郎新婦が神前にお供えされたお神酒で夫婦の契りを固めます。

酒を一杯飲む事を一度といい、三度飲む事を一献として、これを三献、つまり九度いただく作法の事をいいます。

神前式ならではといってもよい有名な儀式ですよね!

新郎新婦が、小型・中型・大型の杯を、この順番で交わします。

順番は下記の通りです。

①「小杯」で新郎→新婦→新郎の順

②「中杯」で新婦→新郎→新婦の順

③「大杯」で新郎→新婦→新郎の順

ここまでが前半です。

8 .誓詞奉読(せいしほうどく)

新郎新婦が夫婦としての誓いの言葉を読み上げる儀式です。

新郎新婦そろって神前へ一礼し、新郎が「誓い」の「詞(ことば)」を神へ向かって読み上げます。

新婦は新郎に続いて、自分の名前だけを添えるのが一般的です。

9 .指輪交換

かつてはなかった儀式ですが、キリスト教式での人気を受け、式次第に入っている神社が多い儀式です。

新郎から新婦へ、新婦から新郎へ、おたがいの左手薬指に結婚指輪をはめます。

10. 玉串奉奠(たまぐしほうてん)

「玉串(たまぐし)」を神前にお供えして、「神と二人のつながり」を固めるための儀式です。

「玉串」とは、榊(さかき)という木の小枝に紙垂(しで)を付けたもので、神と人をつなぐ役目を果たします。

11. 巫女舞

巫女が「両家の繁栄」を祈った舞を披露してくれます。

※巫女舞がない神社もあります。

1 2.親族盃の儀(しんぞくはいのぎ)

列席者全員もしくは代表者が、盃でお神酒を飲み、「親族同士のつながり」を固めます。

ここでは、新郎新婦の親族が杯のお神酒を3口で飲み干します。

13.撤饌(てっせん)

文字通り斎主が神饌をお下げします。

14. 斎主祝辞

斎主から、二人と両家への祝辞が述べられます。

15. 退場

斎主→新郎新婦→仲人→親族の順に退場します。

以上が一般的な神前式の式次第です。

厳かな雰囲気の中進められていく神前式は、日本ならでは美しさがありますよね!

教会式、仏前式との比較

 神前式    教会式        仏前式
1.手水の儀  新郎新婦入場     参列者入堂
2.参進の儀  讃美歌斉唱      新郎新婦入堂
3.斎主挨拶  聖書朗読       僧侶入堂
4.修祓の儀  誓約(誓の言葉)   敬白文朗読
5.献饌    指輪交換       念珠授与
6.祝詞奏上  結婚宣言       司婚の辞
7.三献の儀  結婚証明書サイン   新郎、新婦焼香
8.誓詞奉読  結婚成立の報告    誓杯
9.指輪交換  新郎新婦退場     法話
10.玉串奉奠 フラワーシャワーなど 退堂
11.巫女舞
12.親族盃の儀
13.撤饌
14.斎主祝辞
15.退場

注)一般的な流れの比較で会場、宗派などのにより内容や表現が異なる部分があります。

結婚奉告祭

神社で出来る結婚の方法に「結婚奉告祭」というものがあります。

これは、式ではなく、お払いの一種としてみなされています。

簡単に言いますと、仰々しくなく、けじめをつけられると言った感じでしょうか。

結婚式を敬遠されている方がいらしたら、是非勧めてみて下さいね!

詳しくは以下を参照してみて下さいね。

神前式、神前結婚式-結婚奉告祭(入籍奉告祭) | 報徳二宮神社 (ninomiya.or.jp)

結婚奉告祭とは? | 神社結婚式なび|業界最大級の神前式情報 (jinja-kekkonshiki-navi.com)

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