本日ご紹介させて頂く神社は、金沢八景駅からも徒歩圏内。
金沢八景駅とイオン金沢八景店の中間地点に鎮座される神社です。
イオン金沢八景店に行かれる方はご存知ではないでしょうか。
今回ご紹介させて頂く神社は「瀬戸神社」です。
瀬戸神社は、私が数多く訪れた神社の中でも大変印象に残った神社の一つです。
何が強く印象に残ったという訳ではないのですが、なぜが強く印象に残った神社です。
神社自体の規模は、どちらかと言えば小規模で、境内は10分もあれば全て見ることが出来ます。
この日は、私にしては珍しく⁉晴天には恵まれませんでしたが、それ故に厳かな印象を受けました。
大抵、厳かな印象を受ける神社は、規模的にも大きく、気木々に囲まれていますが、瀬戸神社は全くそのような環境にはありません。
目の前は、国道が通っており、交通の往来も比較的激しい状態ですし、鳥居から本殿までは1分程度で着けてしまいます。
ですが、なぜか気の引き締まる、凛とした空気が流れていました。
この記事をお読みの方は、神社好きな方が多いと思いますが、皆様もそういった神社をお持ちではないでしょうか。
治承4年(1180年)、源頼朝は伊豆で挙兵した際に加護をもらった伊豆三島明神をこの地に勧請し、社殿を建立したとされています。
しかしながら、その歴史は古く、古墳時代から、この地では人々が暮らし、祭りごとが行われていたそうです。
神社の多くは、勧請されたり、そのご祭神に所縁がある土地に建立されることが大半だと思いますが、この神社は、日本古来からの土地に自然発生として神々が宿っていた場所に、後から神社が建立されるという歴史を持っています。
もちろん、ご祭神などは神社に合った神々ではありますが、このような歴史を持つ神社は、個人的に大変好きな神社です。
そもそも神社は、土地や生活に根差したものに感謝を始めたのが始まりの一つであり、太古の昔より、日本人は多くの物事に対して感謝や尊敬の念を抱いていた訳です。
この「感謝する」という言葉には、思いやり、配慮、他者への尊重など「個」をさしおいてでも、他者の事を考える、考えることができるという日本が世界に誇れる文化の象徴の一つであると思っています。
その根幹を神社という形で継承されてきたのだと思い始めたのが、私が神社に興味を持ち始めたきっかけでもあります。
グローバルな社会になればなるほど、日本人としての武器を忘れてはいけないように思います。
和を貴ぶこと、人に迷惑や不快な思いをさせない配慮こそ、日本人としての武器ではないかと思う今日このごろです。
大山祇神(おおやまつみのみこと)
古事記では、大山津見神
その他、大山積神、大山罪神とも表記されます。
主神の大山祇命は伊予国(愛媛県)大三島の大山祇神社、伊豆国(静岡県)三島大社の祭神と同神で、港の神、海上渡航の神、交易の神として古来より信仰され、交通安全・旅行安全・商売繁盛の守護神として知られています。
同時に、そのお名前の通り山の神であり、森林そして水源地を司られることにより人間の生命に直結するお働きを顕しておられることはもちろん、金属・岩石・木材・鳥獣・草花などの建築資源・生活資源の多くはこの大神の恩恵によるものです。とのことです。
瀬戸神社ホームページよりお借りしました。
詳しくは、以下をご参照ください。
やはり、自然も司る神様なのですね。
ちなみにですが、望む、臨むとあるようですが、以下の使い分けのようです。
望む=一望できる
臨む=その場に向かい対する。
とのことのようですので、今回は、臨むを使わせて頂きました。
画像がいまいちですいません。
瀬戸神社の鳥居から見える海(平潟湾)と琵琶島神社(瀬戸神社の境内社)です。
珍しい作りですよね。
瀬戸神社の名物の一つとのこと。
崖をくり抜いて作られた祠です。
皆様も何か気になる神社があれば、教えて下さいね。
皆様もお近くにお越しの際は、是非ご参拝下さいね。
神社情報
所在地:〒236-0027 神奈川県横浜市金沢区瀬戸18−14
アクセス:京浜急行本線 金沢八景駅 徒歩4分