神様
と聞けば、思い浮かぶものはありますか?
最近、スタジオジブリ作品の【もののけ姫】を見たばかりで、とても感化されています。
今回は、完全に独り言ですので興味のない方はスルーしてください (__)
もののけ姫は自然と人間をテーマにしたアニメですが、獣たちが”神”として登場していますよね。
様々な見方があるかとは思いますが、古代の日本人の考え方や生き方がとても考えさせられるアニメだと思っています。
もののけ姫の舞台は
屋久島と白神山地と発表されており、
実在する場所からテーマが作られ、お話がつくられたアニメです。
かつて、森に住む獣達は猪神や犬神として神様として敬われてきたと共に
人間とは全く違う”種”として、恐れ多い存在だったのではないか。
祟り神 となってしまった猪神や犬神は、
人間をどれほど恨んでいたのだろうか。
しかし、それでも人間側は、神様として祀っている・・・
私人間の考える”神様”は結局は『未知の存在』なのではないか・・・と。
『森と生きる方法はないのか。』主人公のアシタカの言葉で、考えこみました。
人間が生きる。
森(獣達)が生きる。
双方、共に生きていく方法を考えるべきなのに、
双方、自分たちが生きる方法を考えてしまっているのは
なぜなんでしょう・・。
それは、「お互いが、わからないから」が全てなのではないのでしょうか・・・
・求めているもの
・どうなれば生きやすいのか
人間社会でも同じですもんね。
考えていることがわからなければ、うまく共存できない。
人間と、動物の一番の壁は
やはり、「言葉」と「接点」なんでしょう。
『シシ神さまは生と死の両方』との言葉。
シシ神さまは、アシタカに生きろと言い傷を癒した。
ですが、最後にはたくさんの命を奪いました。
首を取った”人間”だけでなくシシ神の森 に住む獣たちの命も。
これは、全ての命が平等だと考えるべきなのでしょうか。
神様は”命”を平等に見ている と。
現代は、人間の住む世界が拡大していき里山に動物が降りた というと駆除される。
これは、森と共に生きていけているとは言えないと感じます。
【森(獣たち)と共に生きる】
今も私たち人間のテーマなのかもしれませんね。
子供のころは、何気なくみていた、もののけ姫。
神様を知る
世の中を知る
ことで、こんなにも深く考えられるアニメだったと判り
つくづく凄さを感じています。
とても便利な世の中になっていますが、
私たちは、人間目線でなく、
獣や、自然の目線からの、「地球(世界)」を考えるべきなのかもしれません。
神