マコモダケ
最近、居酒屋さんでもみかけるようになったお野菜。
10月~11月が旬で、今がまっさかり。
なんなのか知っていますか?きのこ?タケノコ?
実は、神様に関係のある食材なんです!
詳しくは後ほど・・・
マコモダケは
マコモ というイネ科の植物の根元に出来る肥大した茎の部分です。
別名「ハナガツミ」とも呼ばれ、東アジアや東南アジアに広く分布し、日本でも全国の河川や湖沼の水辺に群生しています。
イネ科なんですね!お米の仲間です。
成長すると、草丈は2~2.5mにもなるそう。大きい。
現在でも、全国に沢山雑草として生えているそう。
栽培を増やそうとされたのが最近なんですね。
たけのこに似たサクサクとした食感と歯ごたえ、
癖はなく、ほのかな甘み。
炒め物、煮物、焼き物など様々な料理に。
フランス料理~居酒屋さんまで
最近は幅広く活躍しています!
食物繊維やたんぱく質、ビタミン、ミネラル、カリウムを含むので
腸内の老廃物を取り除いたり
血圧を下げる効果があると言われています。
どうしても、食材関係は、
おすすめの食べ方を知りたくなってしまいます。
粉に加工されたり、生のままマリネにしたり・・
と、癖がないのでいろいろおすすめはあるようですが、
一番は、そのまま焼く!
とうもろこしのように、皮をむいて食べてください!
シャキシャキとして、なんとも言えない食感がたまりません!!
マコモは、
「万葉集」や「古事記」に登場し、「神の宿る草」と呼ばれてきました。
出雲大社では、マコモでしめ飾りを編み、
神田明神などでは、マコモで編んだ茅の輪をくぐる夏越の祓が行われているそう。
インドでは、
お釈迦様がマコモでムシロを編み、病人の治療をしたともいわれています。
ムシロは今は稲わらで編むことが 一般的ですが、
マコモで編むムシロが 本当のムシロであることから、
「真菰」といわれるそうです。
古くから、食材としても、
その他の使用方法でも幅広く活用されていたようです。
まさに、神の宿る草 ですね!